米子水鳥公園

米子水鳥公園

米子水鳥公園がある中海周辺は、国内で確認された野鳥のうちおよそ42%の種類が記録されており、山陰屈指の野鳥の生息地です。その東端にある米子水鳥公園は、広さ約28haを誇る水鳥のサンクチュアリ(保護区)で、水鳥の生息にとって最も重要な場所のひとつです。
米子水鳥公園にいるコハクチョウは朝方に公園を飛び立ち、島根県安来市の水田地帯(安来平野)へ行って落ち穂や草の根を食べます。そして、夕方になると帰ってきます。米子水鳥公園は、コハクチョウにとっては「家」のような、大切な環境なのです。
他にも米子水鳥公園では、冬はカモ類やサギ類・国の天然記念物であるマガン・ヒシクイ・オジロワシなどが毎年観察されています。夏は、水鳥の子育て(カイツブリ・カルガモ・バン)、オオヨシキリ、ツバメ、たくさんのイトトンボなどが観察できます。
このように、一年を通じて、水鳥をはじめ様々な生き物達の営みを観察できる貴重な湿地となっています。
また、米子水鳥公園は、この希少な環境が市民運動によって守られ、中海の一部としてラムサール条約に登録されたことをうけ、市民と共に自然を守り育てていく施設として運営しています。そのため、環境教育のイベントを行うだけでなく、来館者への対面解説を行ったり、ボランティアの方々に環境管理へ参画していただくなど、CEPAに従った湿地管理を進めています。また、湿地環境を受け継いでいく次世代の育成にも取り組んでいます。

ラムサール条約湿地登録がされる中海の一角、国際的にも注目を集める水鳥の生息地。
特に、ガン・カモ類は年平均7万5千羽以上が飛来するという国内最大級の飛来地でもあり、毎冬、約1000羽ものコハクチョウの集団越冬は西日本最大級を誇っています。
また絶滅の危惧されている沈水植物リュウノヒゲモや、水生昆虫のコオイムシなど、貴重な動植物も園内に多数生息しており、様々な意味で専門家の期待を集める貴重なエリアに。

公園内の施設、ネイチャーセンターからは、正面にそびえる雄峰大山をバックに、優雅に水鳥たちを観察することができ、数百羽の鳥たちが戯れるそのコントラストは圧巻。
その光景は、まさに“水鳥たちの楽園”です。

園内では、自然観察会や手作り自然教室などのイベントも開催。
自然に触れる絶好のチャンスだけに、子供たちの野外学習にもとっても便利なスポットです。

所在地
〒683-0855 鳥取県米子市彦名新田665
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